547 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/15(木) 01:16:58 ID:1qhXS6Zd
一日たりとて殴らずに仕事を教えてくれたことのない上司。
毎日毎日、指示が聞き取れなくて聞き返しただけでも、二度言わせんな!と拳骨。
他のヤツには言わないのに、自分の時だけは、書類の作り方から何からウルサイ。
あーそうかい、辞めさせようって魂胆なんだな、と拗ねるどころか、
いつか絶対ぶっ殺してやる、と思いながら仕事してた。
異動するたびに気づいたんだが、ヤツの教えてくれた書類の書き方、つまり原語で書くってことだったんだが、
それが徹底して躰にしみこんでいた自分は、どこに行っても困ることはなかったんだな。

10年経って、自分の業界でも一応名前が知られるようになって、なんとか食えるようになったころ、
鬱病になった。気がついたときはかなり深刻な状態になってて、誰とも会えない、
今さらこの歳で新しい職場に行ったって同じ条件の仕事なんかねぇ、と絶望的に。自殺すら考えた。

飯でも喰うか、って突然連絡あって、遠慮なくオーダーして遠慮なく喰って、どうでもいい話をして
「んじゃ、帰るわ」と引き上げていった。
「あれ?金は?」「またそのうちに返すわ。俺、今日金ないんだ。払っとけ」
やっぱり殺しとけばよかったのか、と笑っちまったよ。
その後、ヤツが関係している企業から、人が抜けるから後任を探している、面接に来ないかと連絡がきた。
原語で書類が書けて、かつ業界経験が長い人がいい、という。

結局、その時の面接は落ちたけど、それで余計な見栄がとれたのか、それから間もなく社会復帰した。
奢ったぶんはまだ返してもらってないけど、こっちも借りを返していない。

おカネを借り続ける経営