292 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:02/03/28 01:57 ID:VhUs24so
両親と祖父母は、私にやたらと食事を勧めた。
腹は減ってないのか、食べたいものはないのか、あったら何でも言いなさい、何でも食わせてやる、
食べなさい、食べなさい、もういいのか、遠慮するこたない、まだあるから、心配するこたないから・・・
いつもこんな調子だった。
何を遠慮して、何を心配することがあるのか、子供だった私にはさっぱり判らなかった。
両親は食べたくても食べるものが無くてひもじい思いをし、祖父母は食べさせてやりたくても食べさせて
やるものがなくてつらい思いをした世代だった。ずいぶん後になってからそのことに気が付いたとき、
食事のときにかけられた言葉の記憶が、次から次へと溢れてきて、涙が出てきた。
暮れに実家へ帰ったとき、両親はコタツの上いっぱいに料理をならべて満足そうだった。酔った父は、食べ
るものが無かった頃の思い出にちょっと触れてから「でもこうしてお前にうまいものを食わせてやることが
できて、俺は今とても幸せだ。なぁ、かあちゃんヨ」母は「そうだねぇ。あ、まだあるよ、よそおうか」
私は、言いたい事はたくさんあったが、ただ食うだけだった。何か言えればいいのにと思う。





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