218 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:04/02/16 11:36 ID:01a0vHJL
長女が3歳の時の話なので、もう4年も前のことですが。
義姉の家に用事で出かけ、夕食の仕度までしてくれたので頂いて帰りました。
駅に着いたのが午後7時。 下り電車は思いっきり帰宅ラッシュの時間。
覚悟を決めて子供の手を引き到着した電車に乗り込みましたが、
ギュウギュウ押されて反対側のドアへ。
子供は抱いていたのですが、かえって押されてしまうので私の足元へ。
ドアに両手をつっぱって子供を守っていたのですが、発車する前に早くも
限界に近づいて両腕がプルプルしてきました。
その時に隣にいた20代前半くらいのスーツの人が「俺の足んとこへお子さんを
立たせなよ。俺が代わってやっから」と声をかけてくれました。
お言葉に甘えて20分ほど守っていただきました。
「こっからはあんま混まないと思うし、じゃ」と言って娘の頭をポンポンとして
彼は颯爽と降りていきました。
「助かりました、ありがとうございます」とお礼を言うと、少し照れたような笑顔を
見せていた彼、「世の中捨てたモンじゃない」と思った瞬間でした。
東海道線の彼、あの時は本当にありがとう!

東海道線誕生






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