593 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 12:26:18 ID:09Ngl//y
駅前でのこと。
タクシー待ちに俺含めて3人がならんでた。
一番前がいかにもビジネスマン的な三十~四十の男性
二番目俺。 後ろがおばちゃん

辺りを眺めてたら、目が不自由と思われる人が歩いてきた。
杖をコツコツやりながらおずおず進んで、駅方面へ行こうとしている模様。
路上の凹凸ブロックはあるにはあるけど、その人のいる場所からは離れた地点にあった。
先頭の男性はそれを見つけると、駆け寄っていってその人の両脇を抱えて一言「どこまで行くの?」
案の定「え、駅です。」 
で、男性はブロックの始点までその人を誘導して
「ここから辿っていけば駅に着くから」
そしてまた足早に俺らの列まで戻ってくる。おばちゃんの後ろに並びなおす男性。
俺とおばちゃんは二人ともジェスチャーで「一番前へどうぞ」
そんで、元通りのじゅんばんになった。


で、ここで同時にタクシー3台来れば良かったんだろうけど、流石にそんなに上手くいかず。寒かった。

涙が出るほどいい話―あのときは、ありがとう




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