43 名前:彼氏いない歴774年[age] 投稿日:2008/03/02(日) 00:22:29 ID:vUUnnvyu
初めに書いておく。
長文ごめん。


小学5年生の時、私は学級委員をしていた。
学級委員は各クラスから男子1人女子1人の2人。
当然私にも相方がいて、今だから言えるが私はその子のことが好きだった。
その子は頭良くて運動もできたんだけど、
クールタイプだったからか(いや原因はよく分からんが)女の子よりも男の子に人気があった。
ある日、校外授業でどこかの工場に見学に行くことになった。



バスの座席は特に決まってなくて、皆自由に仲の良い子と一緒に座った。
一番後ろのだけど学級委員だけは一番前の運転手の後ろの席、って決まっていて、
その後ろの席は私の友達(女の子2人)が「話そうねー」と言って座った。
つまりバスの右側の前の列は
通 相方 私
路 友達 友達
↑みたいな並びになった。
私は好きな子の隣で嬉しかったけど、相方は女の子ばっかりで可哀相だと思った。
すると、一番後ろの5人掛けの席を占領した男の子グループが、
「○○!こっち来なよ!つめれば6人座れる!」と相方に声をかけた。
相方が少し困ったような顔をして私を見てくる。
行きたいんだろうな、と思って私は「いいんじゃない?私は席広く使えて嬉しいし♪」と笑った。
でもやっぱり隣になれなくて寂しかったから、
相方の答えを聞く前に顔を逸らして窓際の席に座って、相方が座る筈だった席に自分の荷物を置いた。
視界の端で相方が後ろの席に行くのが分かって、自分で言っておいて少し後悔した。
まだ発射してないバスの窓の景色をぼーっと見てたら、
後ろから「喪女さん、荷物、悪いけど上に上げていい?」という声がした。
振り向くと、私の荷物を持って立ってる相方がいた。
驚いて「後ろ、座るんじゃないの?」と聞いた。
「何で?俺の席、ここ」短く答えて、それから「で、荷物、どうしたらいい?」ともう一回聞いてきた。
慌てて荷物を受け取って、足元に置くと当然のように私の隣に座ってきた。
嬉しいやらなんやらで混乱しててバスが動き出すまで会話もしなければ顔も見れなかった。
しばらくして無言でいたら相方が「隣嫌だった?帰りは後ろに行った方がいい?」と聞いてきた。
私が怒ってると勘違いしたのかもしれない。
そう思った私は天パって「そんなことない。○○君のこと好きだから、隣で嬉しい」とつい本音を。
言った後、うわ、自分何言ってんの!?と思って何とか言い訳しようと考えてた。
だけど相方は「良かった。俺も喪女さんの隣、ゆっくりできるし、喪女さん面白いし好きだよ」と言ってくれた。
いつもはあんまり笑わないのに、笑いながら言ってくれた。
すごくすごく嬉しかったけど、
私が相方に対する”好き”と相方が私に対する”好き”は違う種類だ、となんなく分かってしまった。
「そっか」って笑えたけど、
それから色んな話して楽しかったけど、
ちょっと切なかった。

この校外学習の後すぐに、
相方のお母さんが病気で亡くなって、
相方はしばらく学校来なくて、
やっと来たと思ったら「引っ越します」のご挨拶で。
私は結局、もう一度ちゃんと思いを告げることなく失恋しました。

今でもあの時のこと思い出すと隣に座ってくれた嬉しさと切なさを思い出します。
忘れられない、私の初恋です。



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