331 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:03/05/30(金) 11:13 ID:AWDpw6EB
もう何年も前の話。

俺が高1の冬だったかな。
親父が死んだ。病気がちで無職だった親父はその日久しぶりに飲みに行ってた。
仲のいい親戚のおじさんと二人だった。
いつもは無愛想でイライラしがちだった親父もその日は朝から上機嫌だった。
母さんも俺もそんな親父見て少し嬉しかったな。
他愛もないこと喋って、久々に朝飯は一緒に食べて。
でもそれが最後に一緒に食べた食事なった。



俺のバイト先に電話が鳴った。親戚のおじさんだった。
親父の具合が悪くなったのはその時点で分かってた。
また入院かな、とか考えながら母さんと兄貴と俺は病院へ行った。

親父の心臓は既に止まってて、ただ心臓マッサージをする機械(名前はよく知らない)だけがシュッコンシュッコンって音立てながら動いてた。
親父が点滴してたり人工呼吸器つけてる姿はよく見てたけど、あの時はほんとに見てて痛々しかった。
今でも目に焼きついてる。
「もう止めてください」って言った母さんの悲しそうな声も忘れない。

数日後、結婚記念日。
親父が母さんにプレゼントするために通販で頼んだペアの時計が届いた。
死んだ日の前に書かれた詩や日記が出てきた。
病気で家族を養っていけない自分自身の情けなさと、そのためにイライラして家族や祖母にあたったこと。
そんなことが親父自身の言葉で、弱弱しく書かれてた。

俺は親父の苦しみを理解してやれなかったことを悔いて泣いた。

今、できるなら親父の声が聞きたい。ダメな俺を励まして欲しいな。


長い上、読みにくい文章でごめんなさい。


苦難の乗り越え方


【再度】思い出してホローリくる家族との思い出part4