629 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2007/02/11(日) 06:04:38
高校最後の夏の全国高校野球大会地方大会のお話。

俺の家庭は小学校時代に親が離婚し母子家庭だった。
でも親父は大の野球好きで小さい頃は毎日のようにキャッチボールをしてくれた。
俺は親父が本心では大好きだった。本当は離婚なんてしてほしくなかった。
だけど親父は遊び人だった為、母に物凄い苦労を掛けていた。そういうところを見てると
むかついた。ある日、中1くらいの部活の帰りに、町でぱったりと親父とあった。



親父は「おう○○(←俺の名)!野球頑張ってるみたいじゃねーか」と言ってきた。
が、その日は部活で嫌なことが有りイライラしていていたんだとおもう。
俺は親父に「2度とあんたの顔なんか見たくない」と言い、走って帰った。
それ以来ぱったりと親父を見なくなった。そうあの日までは・・・。

時は過ぎ話は高校生活最後の甲子園を掛けた最後の夏
俺の学校はレベルでいうと5~10年に一度甲子園に出る程度のレベル
俺はエースで、俺の学校はその年甲子園出場の期待が大きかった。
みんなの期待や重圧が物凄く圧し掛かった。だが頑張って勝ち進み
準々決勝まで勝ち上がった。あと2回勝てば甲子園という所だった。
結果は投手戦で試合は進んだが9回サヨナラ負けだった
皆その瞬間泣きじゃくりしばらく放心状態だった。俺はマウンドから立てなかった
でもそのときは涙は我慢していた。それでも監督などが元気をつけてくれて
何とか球場を出れる状態になった。
球場の外には格選手の応援に来てくれたおじちゃんやおばちゃん身内の
人たちでわんさかしていた。俺はエースとして負けた申し訳なさがありさっさと
帰りたかった。その時だった。どこかで見覚えのある顔の親父が俺の名前を呼び
「○○!最高だったぞ!よく頑張ったなお疲れ様」と言った。
そう。それはあれ以来あっていない俺の親父だった。その瞬間我慢していた
涙が漫画みたいにあぶれだした。俺がどこの高校とかも伝えてないのに何でわかった
んだろう。ずっと影から見ていてくれてたとおもうと泣けた。
その後何事もなくバスに乗り地元に帰った。それ以来親父には会ってない。


高校野球「裏」ビジネス


セピアな思い出∫泣ける話

  1. クラスの可愛い子のスク水の臭い嗅いだ結果。。。
  2. 庭に水撒きをしてたらTシャツ&ショーパンの若い娘が通りかかったので・・・
  3. 看護士の女性陣と合コンやった結果を報告するッ!!
  4. 東北(新潟、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島)に行って驚いたこと
  5. よく行く映画館のフードコートにいるいかにも ホームレスみたいな人にはお金あげてる