216 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2005/10/16(日) 15:43:19
始めて友達が出来た時に戻りたい。そしてただ一言だけ謝りたい。
「あの時は、傷つけるような事を言ってすまない」と。

幼稚園時代、気が付けばいつも誰かに苛められていた。
小学校時代、生活面で問題あり。整理整頓すら出来ない児童。稀に見る出来損ない。
教師や親からはいつもこんな烙印を押されていた。まして友達なんて誰も寄り付いてすら来なかった。
逆に「自分たちと違うから」という理由だけで散々苛められてきた。



そんな中、小学5年の時に転校生が来た。
見た目は決して良い女子と言うわけでもないし、あまり活発ではない人だった。
ただ、いつも突き放されている自分の所にやって来ては他愛も無い話をしたっけな。
とても世話焼きな人だった。俺の悩みとかを真剣に聞いてくれたし、
俺もそいつの話をいつも真剣に聞いてた。
自分にとって初めて友達が出来た。そのことだけがとても嬉しかった。
だけど、彼女までもが「俺と居るのが目障り」という理由で苛められた。
いくら先生とかに言っても見て見ぬ振り。親ですら知らん振り。
でも「一緒に居る時間が楽しいから大丈夫だよ」って健気に笑ってたっけ。
それから苛めはますますエスカレートして、遂には彼女がストレスで倒れてしまった。
その数日後、彼女は俺と友達になってわずか半年ほどで転校する事になった。

「御前が居たから、由美はこんな事になったんだ」
彼女がいなくなる最後の日。最後の挨拶くらいはしようと彼女の元に訪れた時、
彼女の母親からそういわれた。
どんなに頑張っても、返す言葉が見つからなかった。抗えなかった。
「こんな人間で、すみませんでした」としか言えなかった。
その後、どんな顔をしたのかさえ覚えてないけど、彼女の嗚咽だけは鮮明に覚えてる。
後で考えてみれば、それを言ってしまう事は、
一番彼女が望んでいなかった事だってすぐに分かったのに。

そこから先、ただひたすら「ここから逃げ出したい」という一心で勉強し、受験をした。
そして見事、第一志望への合格を果たした。
でも、その先には何も残ってなんかいなかった。
友達もいない。分かり合える人もいない。成績だって良い訳じゃない。
そして、生きる道標を見失った。一体何を目標にすればいいか分からない。
そんな「死んだ様な」俺を見て、両親はいつもこう言う。
「御前なんて、生まなければ良かった。こんな家族は、もう御免だ」と。

18歳高校3年・・・碌に受験勉強にも集中できない日々。
自分の居場所は、未だに昔の記憶の中だけ。
長文駄文スマソ

221 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/24(木) 11:27:27
>>216
目標を見つけろ!彼女の勇気を無駄にするな!甘ったれるな!!
頑張れ




もしあの頃に戻れるなら・・・
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sepia/1066568485/

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