1093: 名無しさん@おーぷん sage 2023/05/10(水) 21:25:48.00 ID:Lh.gn.L1
学生時代からの友人に脳科学の博士号取って大学で研究してる子がいる
最近その子と久しぶりに会って一緒にランチをすることになり
「私って論理的思考とか苦手だしやっぱ右脳型かな~」
みたいな話をしたら
「右脳型=感情的で直観的思考、左脳型=理知的で論理的思考、みたいなのは大間違い。ただのデマ」
と言われてしまった
なんでも脳の病気などで右脳の機能が低下して左脳優勢になった人は楽天的で細かいことは気にせず明るく朗らかになる傾向が強く、理知的でも論理的でも全然ないという
逆に右脳優勢になった人は悲観的で猜疑心が強くなり細かいことばかり気にして屁理屈をこねだす根暗な性格になる傾向が強いということだった
なぜそうなるかというと、左脳は何かを実行する際にそれをどうやってするかを考えるための脳で、右脳は何かを実行する際にそれを邪魔する異常がないか警戒するための脳だから
なので左脳は自分がしたいことばかり考えてて失敗したら恥ずかしいとか背後から突然敵が襲い掛かってくるかも、みたいなことはあまり考えないので楽天的で明るくなりがち
いっぽう右脳は何かをする前に失敗の原因とか異常の有無を疑ったり警戒したりするので悲観的で根暗になりがち
ちなみにうつ病の人は右脳が過剰に活性化してることが多いんだとか
ただそういう人たちも時間が経つと左脳優勢の人は左脳が右脳的な性質を、右脳優勢の人は右脳が左脳的な性質を獲得して健常者に近い状態に戻るという
つまり「右脳型=感情的で直観的思考、左脳型=理知的で論理的思考」っていうのは血液型性格診断みたいなもので、科学的には全く整合性がないのに一般に定着してしまった誤ったイメージだそうだ
私もテレビでもネットでも皆そう言ってるからすっかり正しいと思い込んでたよ……
1096: 名無しさん@おーぷん sage 2023/05/11(木) 07:15:16.00 ID:rH.ql.L1
>>1093
へー面白い!
親族で割とはっきりマイナス思考な人、朗らかな人が分かれてて、生まれ持った気質なんだろうなーと思ってたんだけど
そういう違いだったのか
ボケてお金が盗まれた!とかなっちゃう人は左脳が特に衰えてるって事なのかしら
どちらが優勢になるかも遺伝するんだろうか
息子も父方祖母の性格に似てるもので、気になる…
少し左脳優勢にできるならさせたいw
1097: 名無しさん@おーぷん 2023/05/11(木) 08:47:54.00 ID:Nr.e3.L1
>>1096
横からだけど
右脳優位とか左脳優位ってのは脳に障害や病気が起こった場合の話であって健康な人間ならどちらかが優位になったりはしない
左右の脳は高度かつ密接に連携してて脳に異常がなければ性格に影響するほどどちらかが優位にはならない
つまり脳に異常がないのにマイナス思考や楽天家になるのは左右の脳の両方の個性であって、生まれつき左脳優位だから楽天家になる、みたいな話ではない
>>1093の内容は完全な間違いではないけど誇張しすぎ
1099: 名無しさん@おーぷん sage 2023/05/11(木) 10:16:40.00 ID:rH.ql.L1
>>1097
両方の個性でしたか…
残念、まぁそんな単純じゃないよね
脳梗塞で性格が変わるっていうのはどこかが優位になった影響ってことか
1100: 名無しさん@おーぷん 2023/05/11(木) 11:04:01.00 ID:Nr.e3.L1
>>1099
脳梗塞で性格が変わるのは主に前頭葉って言う部分の損傷のことが多いね
前頭葉って言うのは大脳の前の方(額のあたり)の部分で、ここには理性の中枢があってこれがダメになると感情や欲望をコントロールできなくなってしまうんだ
すると温厚な人が怒りっぽくなったり真面目な人がセクハラをするようになったり気遣いのできる人が空気を読めなくなったりする
また、前頭葉には意欲を司ってる部分もあるのでそこが傷付くと極端に無気力になる場合もある
前頭葉以外だと扁桃体という脳の内部の障害でも顕著に性格の変貌が起こることがある
扁桃体は感情の働きを司っててここに異常が起こると恐怖心を全く感じなくなったり親しい人への愛情を失うことがある
恐怖心が無くなると交通量の多い車道に気軽に飛び出したり気軽にギャンブルに全財産を使ったりと危険なことを平気でやるようになってしまうそうだ
学生時代からの友人に脳科学の博士号取って大学で研究してる子がいる
最近その子と久しぶりに会って一緒にランチをすることになり
「私って論理的思考とか苦手だしやっぱ右脳型かな~」
みたいな話をしたら
「右脳型=感情的で直観的思考、左脳型=理知的で論理的思考、みたいなのは大間違い。ただのデマ」
と言われてしまった
なんでも脳の病気などで右脳の機能が低下して左脳優勢になった人は楽天的で細かいことは気にせず明るく朗らかになる傾向が強く、理知的でも論理的でも全然ないという
逆に右脳優勢になった人は悲観的で猜疑心が強くなり細かいことばかり気にして屁理屈をこねだす根暗な性格になる傾向が強いということだった
なぜそうなるかというと、左脳は何かを実行する際にそれをどうやってするかを考えるための脳で、右脳は何かを実行する際にそれを邪魔する異常がないか警戒するための脳だから
なので左脳は自分がしたいことばかり考えてて失敗したら恥ずかしいとか背後から突然敵が襲い掛かってくるかも、みたいなことはあまり考えないので楽天的で明るくなりがち
いっぽう右脳は何かをする前に失敗の原因とか異常の有無を疑ったり警戒したりするので悲観的で根暗になりがち
ちなみにうつ病の人は右脳が過剰に活性化してることが多いんだとか
ただそういう人たちも時間が経つと左脳優勢の人は左脳が右脳的な性質を、右脳優勢の人は右脳が左脳的な性質を獲得して健常者に近い状態に戻るという
つまり「右脳型=感情的で直観的思考、左脳型=理知的で論理的思考」っていうのは血液型性格診断みたいなもので、科学的には全く整合性がないのに一般に定着してしまった誤ったイメージだそうだ
私もテレビでもネットでも皆そう言ってるからすっかり正しいと思い込んでたよ……
1096: 名無しさん@おーぷん sage 2023/05/11(木) 07:15:16.00 ID:rH.ql.L1
>>1093
へー面白い!
親族で割とはっきりマイナス思考な人、朗らかな人が分かれてて、生まれ持った気質なんだろうなーと思ってたんだけど
そういう違いだったのか
ボケてお金が盗まれた!とかなっちゃう人は左脳が特に衰えてるって事なのかしら
どちらが優勢になるかも遺伝するんだろうか
息子も父方祖母の性格に似てるもので、気になる…
少し左脳優勢にできるならさせたいw
1097: 名無しさん@おーぷん 2023/05/11(木) 08:47:54.00 ID:Nr.e3.L1
>>1096
横からだけど
右脳優位とか左脳優位ってのは脳に障害や病気が起こった場合の話であって健康な人間ならどちらかが優位になったりはしない
左右の脳は高度かつ密接に連携してて脳に異常がなければ性格に影響するほどどちらかが優位にはならない
つまり脳に異常がないのにマイナス思考や楽天家になるのは左右の脳の両方の個性であって、生まれつき左脳優位だから楽天家になる、みたいな話ではない
>>1093の内容は完全な間違いではないけど誇張しすぎ
1099: 名無しさん@おーぷん sage 2023/05/11(木) 10:16:40.00 ID:rH.ql.L1
>>1097
両方の個性でしたか…
残念、まぁそんな単純じゃないよね
脳梗塞で性格が変わるっていうのはどこかが優位になった影響ってことか
1100: 名無しさん@おーぷん 2023/05/11(木) 11:04:01.00 ID:Nr.e3.L1
>>1099
脳梗塞で性格が変わるのは主に前頭葉って言う部分の損傷のことが多いね
前頭葉って言うのは大脳の前の方(額のあたり)の部分で、ここには理性の中枢があってこれがダメになると感情や欲望をコントロールできなくなってしまうんだ
すると温厚な人が怒りっぽくなったり真面目な人がセクハラをするようになったり気遣いのできる人が空気を読めなくなったりする
また、前頭葉には意欲を司ってる部分もあるのでそこが傷付くと極端に無気力になる場合もある
前頭葉以外だと扁桃体という脳の内部の障害でも顕著に性格の変貌が起こることがある
扁桃体は感情の働きを司っててここに異常が起こると恐怖心を全く感じなくなったり親しい人への愛情を失うことがある
恐怖心が無くなると交通量の多い車道に気軽に飛び出したり気軽にギャンブルに全財産を使ったりと危険なことを平気でやるようになってしまうそうだ