294 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:02/03/28 14:41 ID:fBjrNQH2
以前帰郷したときに、母が呑みながら昔話を始めた。

私が3、4歳のときの話。
実家は会社を経営していて、母も事務仕事が毎日忙しく、私はあまりかまってもらえなかった。
母は仕事するときにいつも同じジャンパーを着ていたのだが、ある日、そのジャンパーが見当たらなかったらしい。
ひょいっと置きそうな場所を探してみたがどこにもない。
んで、その時二段ベッドの上の段で昼寝していた私に聞こうと思って覗いてみたら、
母のジャンパーとズボンをきちんと人の形に置いて、その上にすーかすーかと寝ている私がいたそうな。
私は多分そのジャンパーに一番母の匂いがするんで、それを持ってったんでしょうな。
母はそんな私を見て「かまってやれなくてごめんね」と泣いたんだと、目をうるませて話してくれた。

酒が入っての昔語りとはいえ、30年近くそんな呵責を母が抱いていたのかと思うとたまらなかった。
大丈夫だよ、ほっといても結構いい娘に育ったでしょ、と冗談にするのが精一杯だった。
その日は二人してうるうるしながらずっと呑んでたな。







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