548 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/05/14 01:35 ID:ea4afFs4
長年営業やってて、そろそろ定年が見えてきた父が工場に飛ばされた。
父は営業こそが天職だと言い自分の仕事に誇りを持ってた。
50も半ば…今更転職も出来ない。
定年まで会社になんとかして残るしかない
朝は5時半に起きて新幹線で隣の県まで出勤してる。
今まで中間管理職として部下に仕事に厳しい上司と言われてきた父が
今はパートのおばちゃんと同じ仕事。
父の無念は、普段表に出さないけど私にも感じてた。
工場に行き始めた父は急に老けた…
ある日、夕飯食べながら父が太くなった自分の指を見て
「こうやって工場で自分の手で製品つくると愛着がわくもんだな…
営業やってる頃はわからなかったよ…」
部屋に帰って涙が止まらなかった。







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