665 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 18:45:29 ID:bB1R5YC3 [1/2]
小学生の頃、親の事情で隣の市の小学校に通っていた。車で1時間くらいの距離。
普段は親の車にのって移動していたんだけど、小学校3年のとき、親が身体を悪くして入院してしまい、
1ヶ月バスで通学することになってしまった。
それでなくても小学3年生、さらに私はそのころ歳のわりに小柄で発育が遅かったので周囲も心配したが、
その心配をよそに私は全然平気だった。
人見知りしない子供だったから、いつも一緒のバスにのるおばさんと友達になって、そのおばさんが
私より先におりるので、毎日ほとんどの時間を座って登校できるのですごく楽だったし、他の子がもってない
定期券を胸にぶらさげていられるのがすごい誇らしかった。

そんななか、半月したころ気の緩みが出たのか、バス停を一つ寝過ごしてしまった。


666 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 18:46:01 ID:bB1R5YC3 [2/2]
私の地元は一家に車2台が当たり前の地方で、バスは通学くらいにしか使われないからバス停とバス停の
間が広いんだ。
その頃の私だと、元のバス停にもどるまで30分くらいかかってしまう。
しかも、バス停から小学校まではさらに40分くらいかかる・・・。
(判りにくいかもしれないけど、前のバス停、今いるバス停、小学校がちょうど三角形になる位置だった)

それでは遅刻してしまうし、国道を戻るよりは住宅街をつっきれば、もっと早くつくはず。
そう思った私は、行った事の無い住宅街をつっきることにした。

ところが、山の上にあるためにバス停からはかすかに見えた学校が、住宅街にはいってしまうと家に隠れて
見えなくなってしまった。
私はこまったが、きっとまっすぐすすめば学校に到達するはずと信じて歩き続けた。
(すぐ戻ればよかったのに・・・)
しばらくすると行き止まりにつきあたってしまった。
そこで横道にそれ、斜めの道をあるくうちに、自分がどの方向へむかっているのか、どちらからきたのかが
わからなくなってしまった。
道をきこうにも誰もあるいてない。
それで怖くなって
泣き出しちゃったんだ。

そしたら、目の前の家からオバちゃんがでてきてくれて、「どうしたの?」と事情を聞いてくれた。
「このままじゃ遅刻しちゃうしおうちにもかえれない」
と泣いている見ず知らずの子供をなだめて、おばちゃんはわざわざ車で学校まで送ってくれた。

結局小学校には遅刻しちゃうし、担任にも怒られたがあのときのおばちゃんがいなかったら
もっと大変なことになっていたかもしれない。
おばちゃん、ありがとう。







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